河童の鼻水 2. 
 
 
 
■ そういえば河童というのは、村社会が異邦人を表現する際に使った言葉だった。
 柳田の「遠野物語」には河童の子を切り刻んで捨てるというような描写があり、いわゆるこれは不義の子である。
 写真家で民俗学者の内藤さんがこの辺りを仔細に書かれていた。