夜はぶれていてもいい。 
 
 
 
■ NYの画像に触っていると、自分のなかにある様々なものがひそひそと囁きだす。
 レンズもカメラも、今となっては旧式のものだけれども、使っていたポジ自体も更に粒状性が細かなものになっているけれども、ま、それがどうしたのだろうという気にはなる。 
 
 
 
■ 腕に刺青を入れたGI。緑坂 5415の作品は元がカラーである。
 ストロボを焚いて、彼らは何も言わなかった。
 陸軍一等兵の顔と、二本線の多分コーポラル。