ネット論を書くと赤い玉。
■ が出るという説がある。
いかにももっともらしく、誰が言い出したのか、どうせろくでもない私生活を送っている中年ないしは壮年であろうか。
若い読者に説明すると、赤い玉というのは最後に出る余滴のことである。
スカ。という空気ではないよ。
絨毯もしくはフローリングに、小さな玉がころころと転がっていって、追いかけて手に取るとBB弾のように赤いと。
記念に保存しておくべきだろう。
■ 春近いということもあって、あちこちが大変である。
全般に。薄く。
こころ壊れた知人や友人もいる。
知人というのは、義理や仕事上の付き合いではなく、自腹で酒を飲んだ仲をさす。
■ ネット上での繋がりというのは本質的に、実にハカナイものである。
繋がった気になるところが怖いのだった。