女人結界 3.
■ 昔、東京の西の方にいい古本屋があった。
神田までいかずとも、美術系やなんというか系のものが体系的に置いてあり、カメラ毎日などは結構な値段でそのほとんどが揃っていた。
CGやモーター・ファンの創刊号などもである。
高橋竹山さんや、越後の瞽女(ゴゼ)などについて論じられた評論などが置いてあり、私は京都・奈良での「列島いにしえ探訪」の資料の半分をそこで求めた。
■ 近くに伝統的に左翼系とされる劇団がある。そんなこともないのだが。
文化人が集うのである。
保守系というか右側の劇団というのはあまりきいたことがない。