反射について。
■ 撮影というのは瞬間である。
あ、これか。
と思うものがあって、それは気配なのだが、持っているカメラをそちらに向け、絞りと速度を決め、シャッターを押す。
1枚でいいこともあるし、しつこく粘ることもままある。
デジタル一眼の場合は、ほぼ連射である。
連射には功罪がある。
■ カメラマンとか写真家の、こうした感覚の動きというのは果たしてどこからくるのだろう。
依頼された仕事で、例えば商品を正確に撮影する時とはまた違う、身体と感覚の働きである。この場合の身体という文字は、身へんに口が3つついたものが馴染む。