日没閉門。
■ 不味いウィスキーを嘗めている。
12年とかシングルとか、手付かずのものはあるのだが、不味い方にする。
うまくいけば秋の間にもういちど、などと夢のようなことを考えていたのだが、恐山は10月の末で閉山になる。
半年のあいだ、僅かな管理の方以外には誰も立ち入れない。
「冷水」の辺りに結界の場があり、道路そのものが閉ざされるのだろうか。
■ 半年間閉ざされる零場というのは珍しいものだとされる。
私は山について詳しくないので、待望の山開きなどと言われても実感が乏しい。