「緑色の坂の道」vol.4851 担ぐ側。 ■ 上半身を陽に晒した彼の胸板は厚かった。 臍の廻りがすこし凹んでいるので、歳は40になるかならないかだろう。 地元に生まれ地元に棲んで、それは平日の午後だったが、氏神に顔をみせている。