壊れていく男たち。
 
 
 
■ 旅から戻ってくると、厄介な用件がいくつか待っていた。
 それをこなす。
 若くみえることと実際に若いこととは別の話で、まだいけるだろうと自惚れていたら、2日後に疲れが出る。
 スタッフに呆れられながら、現像を頼んだりしている。
 
 
 
■「箱崎インター」という題名の小説が確かあったような覚えがある。
 芥川を取った方が書かれたもので、傑作とされているが、これが文学なのかと言われるとやや割り切れないものが残った。
 色川さんに「怪しい来客簿」という作品があるが、壊れ方を眺める視線としてはこちらの方が躯に馴染む。