さのかたは実になりにしを今さらに
 
 
 
■ 春雨降りて花咲かめやも
 
 万葉集1933あたりから。
 さのかたに、とは人妻である。
 ちょっと色気のあるようなないような。
 退くのであれば歌など詠まねばいいのに、というのは今の声。