「緑色の坂の道」vol.4786 March. ■ 何年か前、この時分に旅をした。 いたたまれなかったからである。 ■ そのときに見た空というのは今でも覚えている。 峠ですれ違った単車の彼や、エストレアの彼女のメットもである。