賭博師たち。
 
 
 
■ という漫画がバロン吉本さんにあった。
 代表作は多分「柔侠伝」シリーズになるのだろうが、そこから少し外れた作品群も捨てがたい。
 毛筆で描かれた独特の線は、漫画や劇画というよりも、ほぼ絵師の流れなのだろうなという気がする。
 
 
 
■ 鳥打帽を被ってオートレース場にいく。
 例えば上野駅の中には開催日が記された看板があって、そのまま地下に降りると不味くて決して安くはない飯屋が並んでいた。
 冬時分、青色の電車を待っていると、大体コンビーフの看板が目に付くのである。