影の軍隊。
■ という映画があった。
リノ・バンチュラが主役で、レジスタンス当時のあれこれを描いている。
レジスタンス対ナチという図式は、分かりやすいのだがどうも実際的ではなさそうで、敵や味方や親ナチ政権に協力または裏切りという、いわく言いがたい大人の事情があったようである。
この辺り同胞が互いにということを維新以後経験したことのない私たちには、肌で感じることが難しいようでもある。
■ バンチュラと言えば「冒険者たち」が有名である。
けれども、なんという題名かは忘れたが、アルプスの山中をBMWのオープンでメルセデスとバトルする映画があって、30代のころなすすべもなく深夜TVで見た覚えがある。
そのBMWは白い奴が確か我が国にも輸入されていて、70年代初めのCGでドライブされていた。
当時のBMWはややマイナーな存在で、チャイルドシートを2つ後部座席につけ、背後がみえなくなるまでドライブスルーの紙袋を蓄え、スーパーの駐車場に傾いて停めるような類のものではなかった。
勿論、メルセデスもアルファもである。