かげが光る。
 
 
 
■ ある程度不幸な方が仕事がしやすい。
 と、考えていた時期があった。
 40代始めまでは確かにそうである。
 半ばを過ぎ、大台に乗るようになると、また別の考えも出てきて、実はあらかじめ決まった場所に片足を突っ込んでいなければ仕方がないと思うようなところもある。