色気について。
 
 
 
■ あるとき妙齢と無駄話をしていた。
 所用あって会っていたのだが、そこから流れ、どうでもいいことを話す。
 ところで、立ち入って悪いのだけれども君はどの辺りに住んでいるの。
 辺り、というところに気づいてくれるひとは稀である。