蛸足と日本酒。
■ 角の辺りを曲がって、どうしようか考えた。
暖簾を一瞥し、この辺りならとおでん屋に入る。
いいですか。
と、声をかけながらである。
■ その町には都合二日いた。
二日目の夕方もそこで一杯を飲み、それが私には珍しく日本酒である。
一合が300円。蛸の足が300円。
蛸足と日本酒。
■ 角の辺りを曲がって、どうしようか考えた。
暖簾を一瞥し、この辺りならとおでん屋に入る。
いいですか。
と、声をかけながらである。
■ その町には都合二日いた。
二日目の夕方もそこで一杯を飲み、それが私には珍しく日本酒である。
一合が300円。蛸の足が300円。