ウィアード・ララバイ。
 
 
 
■ 秋には爪先で踊るような湿ったピアノが似合う。
 湿ったかと思えば乾き、歌ったかと思えばいい歳をして泣いている。
 先日、久しぶりにウィントンを聴いた。
 若いな、と感じることがあって、あるいは伝統的なJAZZそのものにあまり興味が持てなくなって、暫くのあいだ遠ざかっていたのである。
 
 
 
■ そういえば九月一杯、ほとんど酒を嘗めなかった。
 欲しいと思えないのである。
 それはそれ、流れにまかせておけばいいので、また旨く感じる時もくるだろうと思っている。