シグロ 1.
■ 先日まで国産の3リッターに乗っていた。
まだ新しい型で、ホイルは鍛造の名の知れたところのものである。
ところがボディが追いついてゆかず、走れば緩々である。
要はオーバー・スペックで、それで一二年経ったものだからボディがタレてきているのだった。
30分で背中も腰も痛くなる。分厚い立派なシートなのだが。
それでリッター5しか走らない。
ひとつふたつ前のポロかルポ、あるいはフォードのKaでクラッチを踏んでいた方が幸せのような気がしていた。
■ このところ都心の一般道はガラガラである。
首都高にも渋滞のマークは少なく、なんのせいかといえば原油高である。
来月には大台にという話もあって、車に乗るにも一定の覚悟が必要な時代になった、というところなのだろう。
ハイオクを満タンにして手洗いなどをすると、ええ、とんでもない話になります。
ちょっとしたところで妙齢とコースがいける。
もちろん、夕食である。