水色のワルツ 2.
■ この曲のタイトルは「夜の魚」に使った。
確か女絡みだったと思う。
当時、下北というのは面白いところで、劇団に所属しているような半グレの妙齢前半が落ちていた。
落ちている、ってことあるんですか。
と若い男たちに何度も尋ねられたが、実際そうなのだから仕方がない。
階段の辺りで拾う。
よお、何やってんだ。
■ 何もしていない。
自分が何であるか、もてあましているだけである。
水色のワルツ 2.
■ この曲のタイトルは「夜の魚」に使った。
確か女絡みだったと思う。
当時、下北というのは面白いところで、劇団に所属しているような半グレの妙齢前半が落ちていた。
落ちている、ってことあるんですか。
と若い男たちに何度も尋ねられたが、実際そうなのだから仕方がない。
階段の辺りで拾う。
よお、何やってんだ。
■ 何もしていない。
自分が何であるか、もてあましているだけである。