ブルーラベル 3.
 
 
 
■ 明日の準備をしながらこれを書いている。
 かつてyominetの文芸で助手だった甘木君は、短めの随筆を書くのに三時間かかり、親方である私に叱られていた。
 そういう彼は、悪口を書かせると膨大に、しかも十五分で仕上げてくる。
 それが旨い。適材適所と言うんですかねえ。
 
 
 
■ ひとのことは言えないが。
 というのが、当時必ず付随する常套句であった。
 これは、昨今の「モナー」に相通じるところもある。
 ま、そこは流れで。