無駄な日 3.
 
 
 
■ 漠然と酒の瓶を眺め、隣の外人の英語を単語だけ理解し、葉巻が三分の一になった頃合に戻る。
 勘定をしようとすると手持ちが足りない。
 端数をカードで、と頼んでみるがもちろん言ってみただけである。
 ツケという訳にもゆかないので、ええと、とサインをする。
 手持ちの金でラーメンを喰って、暫く歩いて、飽きた頃車を拾う。