年取るデジタル。
 
 
 
■ 今更デジタルもアナログもないとは思うのだが、そこは流れで。
 緑坂の読者層というのは、昔からつかみどころがなく、案外に若い妙齢前半などが読んでいた。
 読みつづけるとロクデモないことになるのだが、それは自己責任なので関知しない。
 ある種の匂いのようなものがあって、やればできるんだけどねえ、と言われつづけた少年少女時代を過ごした人たちに親和性が高いという説もある。
 けっ、やってらんねえや。という按配で脇道に逸れる。
 リアルタイムに坂を読んできた妙齢も、今は大人になった。