セブン・ステップス。
■ まだ仕事が終わらない。
イタシカタなく、酒を嘗めはじめた。
「緑坂って何ですか」
と、いう質問を時々いただく。
なんのために書いているんですか、それでどうなるんですか。
■ 偏差値の高いガッコを出た素直なひとだと思うのだが、お酒は二十歳になってから。 それでは答えになってないですよ。
いつもそうなんだから。
■ とはいえ、誰のために写真を撮るのか。
そしてこの色と線でなければならないとクライアントと言い合うのか。
畢竟、文芸も男や女の好みも、所詮は個別的で無駄なことではないかという気分が濃い。
私は多分、素材集というものを作れないタイプだと思う。