グース・グレイ 6. 
 
 
 
■ 紙の上の青と、モニター、透過光の青とではその彩度が違っている。
 アトリエにいくつかあるモニターで確認していく。
 結果、正確にキャリブレーションしていないそれに合わせることにした。すこし派手なのだが。
 グース・グレイに青というのは、ちょっと困った配色である。
 企業や行政のサイトでは避けるべき取り合わせなのだが、でもね、Artというかなんというか、表現の世界ではそれも有りえる。
 必要あって絵本などの挿画を眺めると、これ結構過激だなと思うことは何度もあった。