行方について。
 
 
 
■ 12月は会合と飲み会のためにあるかのような気がした。
 朝方近くまで、というものがいくつか続き、次の日はほとんど使い物にならない。
 若い頃、といっても三十くらいだったと思うが、どんなに酒を飲んでも翌日の午後になるとどうにか格好がついたものだ。
 が、もういけない。
 酷い時は翌日の夜中まで、あるいは更に日付を超えて、漠然と天井を眺めているようになる。これを家庭内および事務所内チンボツという。
 水もでねえや。