ウナセラディ、東京 4.
 
 
 
■ 湾岸のあたりを、するすると流していて、東京の方角を眺める。
 なるほど、こうしたところにいるのかと密度に驚く。
 随分うんざりした気配も混じっているのだが、一旦下界に降り、不味いコーヒーをお代わりして戻ってくる。