真夜中の色。
■ カードのデザインをしていたらくたびれた。
NY「甘く苦い島」から一枚。
これを6色印刷で出力する。
技術的なことは省くが、つまりは画面で眺めているものとほぼ同じ色合いに出ることになっている。
■ 電卓を叩きながら、0.001ミリまでの位置合わせをしていた。
ここを読まれている読者には直接関係がないことだが、デザインというのは構造的な部分があって、全ては基準になる線がバランスを取っている。
永く眺めていて飽きないものというのは、大体が端正なつくりをしている。
余分なものが少ない訳だが、良質のコピーも同じことなのだ。
■ 何度も印刷をする。
とあるプリンター・メーカーから貰ったインクジェットと、インクがダースであるのだが、こういう場合は使う気になれない。
せんだって借りていたカラー・レーザー・プリンターがあると便利だとは思う。
いずれにしても、出力の機器は一年に二回程変わる訳だし、いちいちそれに合わせてはいられないというのが私の立場である。
液晶モニターで、写真の加工をしている写真館があったら、それは嘘だというように。