緑坂センセ。
■ 躯がだるくて仕事がしたくない。
と、書いていたのは「日の移ろい」の島尾敏雄さんであった。
私も今、気が進まないまま、とりあえず画面に向かっている。
蝉の声がうるさいが、既にして秋の風が含まれてもいる。
■ 先日、とあるフィルムメーカーの担当の方と打ち合わせをした。
私はそこで「先生」と呼ばれている。
カタカナの「センセ」であれば、社長サンじぇんじぇん問題ないアルヨ、の世界なのだが、この場合漢字であった。
ま、いろいろある訳なんだけれども、社会というのはそういうものであるから、それに倣うことにしている。