海沿いの2C.
 
 
 
■ 忙しく、暫く車に乗れなかった。
 地下の三階に降り、エンジンをかける。
 鍛造だというスカートの短いピストンが煩い。首を振っている。
 せめて窓だけは拭こうとウェスを探したが、折りたたまれたまま固まっていた。
 
 
 
■ 私は窒素ガスを入れていない。
 メンテが楽だという話なのだが、小まめに空気圧をみた方がいいような気がする。
 乗り心地が微妙に違うのである。コーナーでの反応も僅かに異なる。
 今のところ前輪だけ規定値より0.1あげてあるが、それは前のタイアの減り具合からアドバイスを受けたものだった。
 それが正しいのかは分らない。
 
 
 
■ 尻が冷たい。
 灰皿が捨てられていない。