わたしはなんにもしたくない。
 
 
 
■ と書かれたTシャツがあるのだという。
 古く80年代バブルの時代には、そのようにして所属サークルのスタジャンを作ったと聞く。今でもガッコのタイ、あるいはネッカチーフをしている彼もいて、君は大丈夫かとおもうのだが本人には言わない。そのブレザー、いいね。
 年末に、手元にあった漫画を眺めると、そのように思春期とそれ以後の物語が並べられていて二日酔いの身体にはこたえた。
 格好いいということは、なんて格好わるいんだろう。
 という名台詞が確か早川義夫(ママ)さんだかにあって、ジャックスを年末に全部聴くと例えば社会復帰できなくなるものだが、それはそれ。
 気分は阿佐ヶ谷なのである。