ここだけが幸せな場所 3.
 
 
 
■ 坂道のところに宗教の本山のようなものがあり、多くのひとたちが集まっている。
 ネクタイの結び方が下手な男性が、懸命に誘導をしていた。
 その前を小さな子供が母親に手をひかれ、横断歩道を渡っていく。
 もういいだろうというまでのあいだ、私は車をとめて待っている。