「緑色の坂の道」 kitazawa-office

　
　　　　スラムの惑星 7.
　
　
　
■　10年すこし経つと、そこに書かれていたものの多くが現実味を帯びてくる。
　当たり前の事象として、共通の認識になってしまう。
　
　
　
■　本牧にあった海員向けのレストランが閉まった。
　まだ中には入ることができる。ビリヤードもダーツも残ってはいるのだけれども。
　男たちは肌の色が白でも黒でもなく、体臭も違っている。