ま、そこは流れで。
 
 
 
■ ネット論というかなんというかを書いていたのだが、読み返すと野暮な気がした。
 で、没にする。
 語弊はあるだろうが、パソコン通信の時代から基本的なところは一向に変わっていない。ただそれが、社会のインフラまたは基幹のひとつになったというところがここ10数年の流れのひとつだろうか。
 
 
 
■ 昔、吉行さんが大学かなにかで講演をして、若者に突っ込まれる。
 戦中派の青春は鬱屈していたというが、いまわれわれの青春には全てがそろっている。蛇口をひねると水が出てくるようなものである。と。
 多分70年代前後だろう。
 吉行さんはエッセイの中で、そう簡単に青春の本質というのは変わるものではないと書かれていた。