1食2リッター。
 
 
 
■ 確かに彼女の言うとおりである。
 かつて読売新聞社が主催していたYOMINETには、華麗なるお姐さま方がいて、ここでは愛という単語は禁止だかんね、とかいう。
 へい、と分かったような生返事をして、若いものは影であれこれをしていた。
 
 
 
■ 食えず、痛風のようになった男がいる。
 いい機材を沢山持っていたが、彼は最後まで学生下宿にいた。
 二代目社長が家業を潰し、今はタクシーを転がしてもいる。
 何冊も本を出した誰かは、半分は行政の世話になり、それでいて活動も続けていた。
 組織を辞め、時折うらみつらみを書き、今に見ていろと社会実験を繰り返すエバンジェリストもいた。
 これで食えるのかという実験であるらしい。
 
 
 
■ 私は、深夜の外苑にいた。
 路肩に車を停め、水銀灯に反射するボンネットの辺りを眺めていた。
 コーティングをしてもらったので、すこしばかり滑らかである。
 3600走ったオイルは、昼日中、スタッフに嘘をついて交換にいき、10-50にとりかえた。