水色の寝巻。
 
 
 
■ ベットに横になると、そのまま眠ってしまった。
 寝不足の後の300キロだったから、きつかったのである。
 さっき食べたラーメンと餃子は、頭にタオルを巻いているにも関わらずいささか酷いもので、これなら都心のホテルの方がマシなような気もした。
 
 
 
■ 硬いバスタオルの奥を捲ると、寝巻きが二種類ある。
 多分、私はこちらだろうと水色を選んだあたりで記憶がない。