葉子とすれちがう。
 
 
 
■ とあるビルの駐車場に車を停めた。
 ここはガードマンがいない。
 エレベーターを待っていると、手足の長い少女と並ぶ。
 私がボタンを押し、その娘が頭を下げ先に入る。
 前に立つべきか後ろなのか何時も迷うのだが、私は斜め後ろ辺りに立っていた。
 
 
 
■ 目的の階につく。
 その娘はボタンを押し、お先にどうぞと眼で促す。
 ありがとう。と小さな声で言い、私は中に入った。