戦中派不戦日記。
 
 
 
■ 資料を捜していたら、棚から落ちてきた。
 何時買ったものか、山田風太郎さんの若かりし頃の日記である。講談社文庫。
 表紙を裏返しにして、後輩というかなんというかから貰ったというかよく分からない鞄の中に突っ込んでいた。
 
 
 
■ 多分こうした本は、三崎の外れあたりまで電車に乗り、そのあいだ中捲っていればいいのだとおもう。