羽田トンネル。
 
 
 
■ 暫くモノレールと併走した。
 車体は昇ったり降りたりして、雨に汚れた銀色である。
 左手に運河が見え、白い小型の船が係留されていた。
 急な坂道を昇ったとたんにトンネルである。
 黄色のタイルがところどころ剥げ落ちている。