ALL MINT POUCHES 6.
 
 
 
■「あと千回の晩飯」とは、山田風太郎さんの名著である。
 山田さんの作品について、私は多くを語れないのだが、かつて週刊誌に連載していた忍者のシリーズが薄く記憶に残っている。
 区じゃね、九の一が出てくるそれで、寝技で相手を仕留めるのだが、まあとんでもないカラクリになっておる訳です。
 花電車の応用版。または中から針。
 そこに向かって突入しようとする男という生き物の本質的オロカサ。