ぐずらぐずら。
 
 
 
■ じたじたと、ぐずらぐずらというのは一時、緑坂のテーマだった。
 各地で影響された野郎ドモが出てきて、おかげさんで留年しましたとか言われる。
 その彼も、今ではデーガクの先生である。
 
 
 
■ 前述の「快楽の秘薬」という本は、いわゆるカッパブックスの辺りを編集しなおしたもので、その元になっているものは時々古本屋の片隅に積まれている。
 ふと手に取ることもあるのだが、例えば吉行さんのそれなどはかなり分量が長く、ははあ、後から大分削っているのだなと分かる。
 大体イラストというかなんというかが入っていて「ベアトリ姐ちゃん」という漫画を描かれていた方のそれを見たこともあった。