花の雨 5.
 
 
 
■ すぐに会合がいくつかあって、〆切がひとつふたつあって、それはメールでは済まない性質のものである。
 私は背中が痛く、湿布らしきものを一面に張って列車の窓側にいた。
 畑仕事をしたからである。山の樹木の伐採をしたからである。
 ええ、ホンキにしないように。
 
 
 
■ 若い頃、こうした座席ではなかなか眠れなかったものだが、今はポケット瓶などなくてもうつらうつらはできる。
 単に移動だという気もする。