隠れた馬。
 
 
 
■ スタッフに後をまかせて、地下へと降りた。
 割り切れないものがあって、それが何なのか形にならない。
 こうしたときは何をしても駄目で、ふらりと飲みにゆくか、それとも軽く流そうかというところである。
 寝癖に水をつけ、だからどうしたと思いながらエレベータを待った。