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●ご注意
このページは製作過
程のイメージをあらわ
すものです。

実際の「YOL関西」は
こちらです。

○資料
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0004/0419/0419-a.html
平成12年4月19日
ブランドで選ばれる日立へ
−企業価値向上に向けて新たなブランドマネジメントを導入−
ブランドマネジメント実施概要
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/0004/0419/0419-b.html



■夢とプライド

 上記(前述日立サイト内全文)、文章だけですとやや観念的なキライもありま すが、99年度字を出した日立に対するマスコミ論調は、これを契機にすこしずつ 変わってきているとも言われています。
 特筆すべきところは、ブランドを社内の求心力、旗印にもしようとしているこ とです。いわばこれは「プライド」と言っていいものでして、いくら中期・長期 の経営戦略が旨く描かれていても、それで人が動かなければ意味がないということです。
 同様の発言は、多くの経営者から発せられています。

「ブランドは、消費者のメンタルプラットフォームである」
(ソニー社長:井出氏発言:「マーケティング革新の時代第3巻 ブランド構築」有斐閣)
「ブランドの創造と存続、それは人々に夢を与えること。
そしてその夢は、創造する自分の夢であること」
(本田技術研究所チーフエクゼィティブアドバイザー:大塚紀元氏)

 多くの企業では、こうしたとりくみが次第に行われ始めています。
 例えば企業ロゴの扱いはきわめて厳格に定められ、Web上の表現であっても、そ の色、かたち、背景、置く場所などには緻密なマニュアルがあります。
 そのようにして自社のブランドイメージを創造・管理しようとしている訳です。

■感動をデザインする

 ネットワークの社会においては、いわゆる「ブランド戦略」というものが、非 常にパーソナルなものに近づいている。担当者のセンスも含めてです。
 そして、莫大というほどの経費はかかっていない。
 これは、何度も申し上げましたように、ITというインフラの本質が、あくまで も「個」を主体としたものだからだろう、という風に私は予感しています。

 大手テクノロジー調査会社、フォレスター・リサーチ社のメアリー・モーダル 氏は、ネット経験によるブランド作りとして、以下の点を指摘しています。「イ ンターネットビジネスにおいては、ブランドは消費者が経験する双方向の対話か ら生まれてくる」
「インターネット上の消費者にとっては、Webサイトがすなわち企業である。デザ インがよくて画面表示も速く、使い勝手のよいHPにあうと、消費者はよいブラン ドだと思う。他のWebサイトには真似のできない、独自の忘れがたい思い出を消費 者に残せるかどうかが、ブランド作りの決め手となる」
(「既存企業VSドットコム企業」ソフトバンクパブリッシング社刊:2000年7月25日)

「忘れがたい思い出」と表現されていますが、これは体験であったり経験という ことです。そこから導かれるひとの情感。メンタル。
「モノ」に代わり、ある種の「感動」が求められている。
 と言ってもいいかも知れません。
 これに関与して、以下の文を引用紹介します。

●感性をデザインしてゆく



 インターフェースデザインとは、一般に、カタチを持たない情報をデザインす ることです。そのアプローチには、二通りの方法があると私たちは考えています(略)。
 一方、使いやすさ、理解しやすさといった要請を満足させた上で、人の感性、 情感的な側面をデザインの重要なファクターとして加えてゆく方向もあります。
コンピュータのアプリケーションソフトの企画・デザインなどはその一例です。
 操作する人の情感・感性をも刺激し、使い心地を高めてゆく。
 いわば、人の感性を刺激することまでも、デザインの領域に取り込んでゆこう とするのです。
 こういったアプローチの仕方が、従来のインターフェースデザインから、さら に一歩踏み込んだインタラクションデザインであると私たちは考えています。
http://www.sony.co.jp/Fun/SonyDesign/
(出典:ソニーデザイン。原文執筆:北澤)



 情報をデザインする際、感性を刺激するということが重要な成功要因になりつ つある、ということだと思われます。これを前記では「インタラクションデザイ ン」と定義している。
 このことは、Webデザインの世界では「ユーザエクスペリエンス」と呼ばれてい ます。
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読売新聞大阪本社

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